出前館の業務委託配達員は稼げる?報酬の仕組みや目安などを徹底解説!

出前館の業務委託配達員は稼げる??報酬・給料の目安を解説。

出前館は国内発のフードデリバリーサービスです。

サービスの内容はもちろん、出前館は稼げる職業としても注目されています。

ここでは、出前館の業務形態や報酬の仕組みなどから、

  • 出前館は働き方や報酬システム
  • 出前館の稼げる目安やポイント

これらのことを中心に詳しく解説していきます。

出前館の業務委託配達員とは?

出前館といえば、同じようなサービスを展開するUber Eats(ウーバーイーツ)とよく比較されます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達の仕事をする場合は、業務委託でのみとなりますが、出前館の場合は業務委託とアルバイトの2種類から選ぶことができます。

配達員としての仕事を2種類の業務形態から選べることが、Uber Eats(ウーバーイーツ)との大きな違いです。

業務形態は2種類

出前館では、「業務委託配達員」「アルバイト」、これら2種類の業務形態から働くスタイルを選ぶことができます。

業務委託配達員の特徴

個人事業主として働く方法であり、出前館と個人で業務委託契約を結んで、配達1件に対しての報酬を得ます。

一般的なアルバイトとの大きな違いは、「時間による制約がない」「裁量次第で報酬が変動する」これらのことがあります。

自分のスタイルに応じて働けることや、やり方次第で高額報酬を目指せるなどが、メリットとしてあります。

ですが、「福利厚生が弱い」「やり方を間違えれば報酬が少ない」「自己責任の面が強くリスクがある」など、デメリットもあります。

アルバイトでも配達ができる

元々出前館では、自社でのアルバイトを使ったサービスが展開されていました。

業務委託配達員は導入されましたが、対応できるエリアがまだまだ少ないため、出前館の配達員は現在もアルバイトがメインとなっています。

出前館のアルバイト配達員の給料は、時給は1000円~1300円となっており、一般的なアルバイトと比べ高い設定です。

業務委託配達員は高額報酬を得られる可能性はありますが、メリット・デメリットを踏まえ自分のスタイルに合わせて仕事を組み立てることがポイントです。

業務委託配達員の報酬の仕組み

出前館の業務委託で配達員をする場合は、報酬の仕組みをしっかりと理解することが大事です。

エリアによって変動する報酬金額

出前館の業務委託配達員は、1件あたりの配達料金が報酬になります。

配達料金は活動するエリアによって異なり、これはフードデリバリーの需要によるところが大きな要因です。

変動するとはいっても、1件あたりの配達料金は2種類であり、パターンは以下のようになります。

1件あたりの配達料金
  • 東京・神奈川・千葉・埼玉 715円
  • 上記以外のエリア 660円

※沖縄エリアは550円

このようになっており、東京を含む1都3県は715円、それ以外のエリアは660円となっているため、設定自体はわかりやすいです。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の場合は、ここに距離料金が加わり、さらにエリアによる料金の違いが細かいです。

ですが、出前館の場合は、距離料金は発生せず、料金自体も基本上記の2種類のみなので、計算がしやすくわかりやすいシステムになっています。

因みに、出前館でも他のサービスと同様に、キャンペーンによるボーナスなどの、追加報酬が存在します。

配達対応エリアは?

出前館は全国的にサービスを展開していますが、業務委託配達員が対応できるエリアは、13都道府県となっています。

これは、他のフードデリバリーサービスの業務委託と比べるとまだまだ少ないです。

業務委託配達員は導入されたばかり、出前館の配達は基本的にアルバイトが行う、これらのことが、対応エリアが少ないことの要因としてあります。

出前館 業務委託配達員の活動エリア
  • 北海道・東北 宮城県
  • 関東     東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
  • 中部     愛知県・静岡県
  • 関西     大阪府・兵庫県・京都府
  • 中国     広島県
  • 九州・沖縄  福岡県・鹿児島県

この中で、静岡県が21年の3月に追加されました。

このことからも、配達需要の増加やそれに伴う業務展開などから、今後も対応エリアが追加される可能性は十分にあります。

1件あたりの配達料金は高いですが、業務委託で配達できるエリアがまだまだ少ないので今後の展開に期待です。

出前館の業務委託配達員の報酬の目安

出前館の業務委託配達員でより多く稼ぐためには、報酬の目安や稼ぐポイントなどをしっかりと整理することが大事です。

活動エリアの最低賃金や平均時給

業務委託配達員は、時給や日給ではなく、配達料金が報酬となるので、わかりやすい目標設定が必要になります。

目安としてわかりやすいのは、活動するエリアにおいての「最低賃金」「平均時給」です。

これを目安にすることで目標を設定しやすいです。

例えば、そのエリアの最低賃金が800円で、平均賃金が時給1200円、出前館の配達料金が660円だったとします。

この場合、1時間で1件しか配達できなかった場合は、最低賃金を下回りますが、2件配達を行えば平均時給を大きく上回ります。

同時に4件までの受注が可能

出前館の業務委託配達員は、一度に4件までの配達を受注することが可能です。

これは、計画的に仕事を進める上でも大きなアドバンテージとなります。

例えば、660円の配達を4件受注し、これを2時間で完了させれば、時給換算で1320円となり、1時間で完了させれば時給換算で2640円となります。

さすがに、1時間で4件の配達は大変ですが、同時に複数受注できるというということは、計画も組み立てやすくなるので、これは大きなメリットです。

キャンペーンボーナス

出前館では、基本となる配達料金に加え、キャンペーンボーナスと呼ばれる追加報酬が存在します。

キャンペーンボーナスは複数ありますが、よく実施されているのが1.2倍や1.4倍のキャンペーンです。

他のサービスでいうところの「ブースト」と呼ばれる追加報酬で、これは需要が高い時間帯に適用されるケースが多いです。

出前館の場合は、時間帯ごとに適用されているため、簡単にいえば、11:00〜12:00であれば1.2倍、12:00〜13:00であれば1.4倍のブーストが常にかかった状態になっています。

例えば、これを単価の高い東京都で計算すると、

  • 715円×1.2=858円
  • 715円×1.4=1001円

これらが、1件あたりの報酬になります。

基本単価も高く追加報酬も魅力的なため、計画性を持てば稼げる可能性も高いですが、上記でもあったように対応エリアがまだまだ少ないため、エリアの拡大が今後の肝になることは間違いないです。

まとめ

ここまで、出前館の業務委託委配達員について、報酬の仕組みや目安、稼ぐポイントなどを紹介してきました。

配達料金自体は他のサービスと比べると高く稼ぎやすい印象です。

ですが、ここまで何度もあったように対応エリアが少ないことが出前館の業務委託配達員のデメリットもあります。

業務委託での配達を検討している、興味がある方などは、今後のエリア展開に大いに注目しましょう。

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