出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)はどちらも、国内知名度が高い会社です。
どちらも自由に働ける業務委託契約の配達員を募集しているため、興味のある方も多いはず。
なかには「出前館とUber Eatsって掛け持ちで稼働していいの?」と疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、出前館とUber Eatsを掛け持ちするメリットだけでなく、デメリットや注意点も解説していくのでぜひ参考にしてください。
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員を掛け持ちする時の注意点は?
まずは、出前館とUber Eatsを掛け持ちするときに注意すべきポイントをチェックしていきましょう。
同時に仕事を受けるのは危険
出前館からのリクエストとUber Eats(ウーバーイーツ)からのリクエストを同時に受けるのは大変危険なこと。
うっかり、無茶な配達リクエストを受けてしまうと思わぬトラブルとなる可能性があります。
例えば、片方の配達に大きな遅れが生じてクレームに繋がるなど。
基本的にひとつの配達がおわってから他社のリクエストを受けるようにしましょう。
会社ごとに規則が違うことを把握しておこう
フードデリバリーの会社ごとに規則が異なるため、1日にどちらの配達も行うのであれば、厳しい規則を基準にしておく必要があります。
例えば、出前館はハーフパンツ不可、無地の黒いロングパンツを着用しなくてはいけません。
アクセサリーなどの使用も控えた方が良いでしょう。
また、レストランにて料理を受け取る際と注文者へ届けるときには支給される帽子の着用が必須です。
フードデリバリー会社は仕事内容に関してはほぼ同じですが、稼働する以上、会社ごとの特徴やルールを把握しておいてくださいね。
配達バッグのルールを守ろう
出前館もUber Eats(ウーバーイーツ)も、配達バッグに細かい指定はありません。
そのため、ウーバーイーツの配達バッグを出前館の配達時に使うこと自体は可能です。
(出前館でなくても、基本的なマナーとして複数の掛け持ちする際はバッグのロゴは隠した方がベター)
ロゴを隠す方法としては「黒いテープを貼る」「カバーをつける」「布を巻く」「スプレーをする」などがありますが、現実的に取り入れやすいのはテープやカバーの使用でしょう。
もしくは、掛け持ちがメインなのであれば市販の無地バッグをひとつ購入しておく方法もおすすめです。
挨拶時にサービス名を間違えないように要注意
稼働中の注意点としては、レストランや注文者への挨拶時にサービス名を言い間違えないようにすること!
掛け持ちをする際は「今は出前館の配達!」「これはUber Eatsとして届ける商品」など、どちらの配達員であるのか意識しましょう。
当然のことだと思うかもしれませんが、大声で違うサービス名を名乗ってしまい、気まずい状況に陥った先輩方もいらっしゃるので要注意です。
無茶しない!慣れてからの方がベター
フードデリバリーの仕事を始めたばかりでまだ慣れていない場合は、無理に掛け持ちをしない方が良いでしょう。
メリットが多い掛け持ちですが、アプリの操作やエリアに慣れていない段階だと、スムーズに配達できなくなる可能性も…。
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)、まずは両方の配達員稼働に慣れてから掛け持ちに挑戦してみましょう。
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員を掛け持ちする時のデメリット
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の掛け持ちにはデメリットがあることも知っておきましょう。
クエストを達成しにくくなる
2社以上を掛け持ちすることによって、当然Uber Eats(ウーバーイーツ)のクエスト達成はしにくくなります。
(出前館はクエスト自体がない)
そのため、普段からクエストでがっつり稼いでいる方や、クエストのおかげでモチベーションを保っていられる方は、掛け持ちが原因で報酬が下がる可能性も否定できません。
実際のところどうなるのかはやってみないとわからないので、一度実験的に掛け持ちに挑戦するのはアリです。
応答率が下がる可能性がある
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)を掛け持ちしていて困るパターンのひとつが応答率の低下です。
具体的には「出前館の配達中にUber Eats の依頼が届きキャンセル」などです。
応答率が低いとリクエストが来なくなったり、最悪の場合はアカウント停止の可能性もあります。
具体的に〇%以下がアウトとは公表されていませんが、あまりに続けて拒否をする場合は注意が必要です。
配達員の応答率はアプリから確認することができるので、掛け持ちするときはこまめにチェックしておきましょう。
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員を掛け持ちする時のメリット♪
掛け持ちしている配達員がたくさんいることからも、掛け持ちには魅力的な要素が詰まっています。
この項目では出前館とUber Eats を掛け持ちするメリットを4つご紹介します。
1日の稼ぎがアップする
まず、2社を掛け持ちすることで、1日のトータル報酬がアップする可能性が高いです。
「出前館には加盟しているがUber eats には加盟していない」、またはその逆のお店のリクエストも受けられるためリクエストの分母数が増えます。
副業ではなく本業としてフードデリバリー業界で働いている方へはとくに、掛け持ちをおすすめします。
気分転換になる
同じフードデリバリー会社でずっと稼働していると、だんだんとマンネリ化してしまうことも…。
そんなときに、他社の配達をバランスよく含めることで、仕事にめりはりが生まれるメリットもあります。
とくに出前館は基本報酬が高い一方「30回の配達達成で1万円ゲット」などの回数達成ボーナス(クエスト)はありません。
クエストが頻繁に発生するUber Eats(ウーバーイーツ)と比べるとゲーム要素は薄いため、すぐに飽きてしまう可能性も…。
相性を見極めることができる
稼働するエリアや時間帯によっては「出前館の方が注文入る」「Uber Eats の方が鳴りやすい」など、特徴がある可能性も!
掛け持ちすることで、自分が配達する場所&タイミングと相性の良い会社を見極めることができます。
一方の会社に登録していて「あまりリクエストが来ない」とお悩みであれば、ぜひ登録会社を増やしてみてください!
リスクが分散される
フードデリバリー業界は、変化の激しさが特徴的な世界でもあります。
わかりやすいのが2021年5月に全国へと広がった「Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬システム変更」です。
「変わらず稼ぎやすい」という声もある一方、一時は「全然稼げなくて1件300円だった」なんて声もありました。
そんなときに複数社を経験しておけば、乗り換えたいときもスムーズに他社で稼働できます。
出前館とUber Eatsは掛け持ちOK!登録するならキャッシュバックキャンペーンがお得!
出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員は掛け持ちが認められています。
ただし「同時オンライン禁止」や「配達バッグの他社ロゴは隠す」など、それぞれの会社ごとに定められたルールがあるのでご注意ください。