「Uber Eats(ウーバーイーツ)ってよく聞くけど、どんな仕組みで成り立っているの?」
「配達員に興味があるけど、報酬の料金の仕組みはどんな感じなんだろう?」
「注文者、加盟店、配達員にとっても便利なイメージがあるけど、実際どうなの?」
Uber Eats(ウーバーイーツ)ってそもそもどういう仕組みなの?
まずは、Uber Eats のシステムがどのように成り立っているのか、チェックしていきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みとは?
簡単にお伝えすると、Uber Eats はレストランの料理を注文者の自宅まで運んでくれる配達サービスです。
これまで「宅配料理」のなかでは、ピザやお寿司が存在感を放っていました。
そして近年、Uber Eats などのフードデリバリー会社が登場したことにより、イタリアン、中華料理など幅広いジャンルの料理を自宅で楽しめるようになりました。
なぜなら、Uber Eats に加盟店として登録すれば、飲食店はオンライン注文を受け付け、さらにUber Eats が契約している配達員にデリバリーを依頼できるようになったからです。
ざっくりとした全体の仕組みはこんな感じです。
- 注文者が商品をオーダー
- 配達員に配達リクエストが届く
- 配達員がレストランで商品を受け取る
- 配達員が注文者へ届ける
もう少し詳しく理解するために、全体の流れを立場ごとにわけて見ていきましょう。
注文者 | 配達員 | 加盟店 | |
①注文 | 注文する | – | – |
②配車 | 待機 | リクエストが来る | 商品を作り始める |
③配達員移動 | 待機 | 加盟店へ向かう | 商品の準備 |
④受け取り | 待機 | 商品を受け取る | 商品を渡す |
⑤配達 | 待機 | 注文者の元へ移動 | – |
⑥受け渡し | 商品を受け取る | 商品を渡す | – |
各段階ごとにわけて解説していきます。
①注文
まず、注文者はUber Eats(ウーバーイーツ)のアプリから、レストランや商品を選んで注文します。
地域にもよりますが、商品を受け取るときに現金で支払う方法も選べます。
②配車
注文が入ると、Uber Eats 側は自動的に近くにいる配達員へとリクエストを送ります。
配達員は届いたリクエスト内容を見て、受け付けるか拒否するか判断しましょう。
同時に、レストラン側へも通知が届くので、お店では料理を作り始めます。
③配達員移動
配達リクエストを受け取った配達員は、商品を受け取るためにレストランへと向かいます。
④受け取り
配達員がレストランで商品を受け取ります。
⑤配達
配達員が注文者のもとへと料理を運びます。
⑥受け渡し
配達員は注文者へ商品を渡します。
必要であれば、現金のやりとりも発生しますが、現金対応ありか否かは配達員側で選ぶことができます。
また、注文者は手渡し以外に「置き配」も選択可能なので、配達員と顔を合わせることなく、商品を受け取ることも可能です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)注文者の料金の仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)を注文者として利用する時のシステムについて解説していきます。
注文者は商品の料金以外に下記の手数料を支払う必要があります。
◆配送手数料
Uber Eats の配送料は配達距離などに応じて、自動的に計算される仕組みです。
また、キャンペーン中やクーポン適用で配送料が0円になるケースもあります。
◆サービス料
サービス手数料として、注文の合計額の10%が請求されます。(上限350円)
例えば、注文合計額が1,000円なら「1,000円×10%=100円」がサービス手数料です。
4,000円分の注文であれば「4,000円×10%=400円」ですが、この場合は上限の350円が適用となります。
◆少額注文における手数料
Uber Eats(ウーバーイーツ)の注文額が700円未満の場合は「少額注文における手数料」が必要です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組み【他社との比較】
フードデリバリーのサービスを提供しているのは、Uber Eats(ウーバーイーツ)だけではありません。
この項目では、出前館、menu(メニュー)、Wolt(ウォルト)と手数料などを比較してみました。
最低注文額 | 手数料 | 配送手数料 | |
Uber Eats | なし (700円以下の場合手数料あり) | 注文額の10% | 50円~500円前後 |
出前館 | 店舗による | 注文額の10% | 0円~500円前後 |
menu | なし (1,000円以下の場合手数料あり) | なし | 300円~600円前後 |
wolt | 1,000円~1,200円 | なし | 99円~299円前後 |
各会社ごとにお得なクーポンやキャンペーンなども開催しているので、注文ごとに配送料は異なります。
また、サービス手数料がないのはmenu(メニュー)やWolt(ウォルト)ですが、必ずしも毎回お得というわけでもありません。
いくつかの会社に登録しておいて、使い分ける方法もおすすめです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みがもたらすメリットとは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みは、Uber Eats の会社だけでなく、配達員や加盟店、注文者にもメリットが得られるようになっています。
配達員(バイト)のメリット
まずは、配達員のメリットについて見ていきましょう。
先にお伝えしておくと、Uber Eats(ウーバーイーツ)ではアルバイトを募集していません。
「バイト」という呼び方をしていますが、正確には業務委託契約であることを覚えておきましょう。
- 好きなときに働ける
- 面接なしで気軽に始められる
- エリアによっては稼ぎやすい
それでは、ひとつずつ説明していきます。
◆好きなときに働ける
Uber Eats(ウーバーイーツ)との契約は業務委託なので、シフトはありません。
本業の後に2時間だけ、土日のみがっつりなどマイペースにお金を稼ぐことができます。
◆面接なしで気軽に始められる
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員登録にあたって、面接や履歴書の提出は必要なし!
オンライン上で簡単に登録できる仕組みのため、身分証や免許証れる点もメリットです。
◆エリアによっては稼ぎやすい
「報酬が下がった」との話題もよく挙がるUber Eats(ウーバーイーツ)ですが、エリアによってはまだまだ稼げます。
都会であれば、時給が1,000円~1,200円のアルバイトをするよりも効率よく稼げる仕組みが魅力です。
また、ランチタイムなどの忙しい時間帯や、雨の日に稼働することでさらに稼ぎやすくなるでしょう。
加盟店のメリット
Uber Eats(ウーバーイーツ)に加盟店として登録するメリットは主に下記の2つです。
- 自社の配達員が必要ない
- 新しいお客様へのアプローチ
どちらもレストラン側には大きな魅力と言えるでしょう。
◆自社の配達員が必要ない
Uber Eats(ウーバーイーツ)のシステムを利用すれば、自社の配達員を雇わなくてもデリバリー対応が可能です。
自社のアルバイトとして雇った場合は、注文が入らなくても人件費(時給)がかかりますが、Uber Eats であれば必要に応じて依頼できるメリットがあります。
実際に、カフェやおしゃれなサラダ、タピオカなど、以前は配達というイメージがなかったレストランも続々とUber Eats へ登録しています。
◆新しいお客様へのアプローチ
注文者はUber Eats(ウーバーイーツ)のアプリで食べたいメニューを探します。
そのため、常連さんを増やしたいときや、お店の存在を知ってもらいたいときにも大活躍してくれます。
注文者のメリット
Uber Eats を利用することで注文する側にもメリットがあります。
- 幅広いジャンルを注文できる
- 配達状況を把握できる
- 支払いがラクラク
ひとつずつ、チェックしていきましょう。
◆幅広いジャンルを注文できる
以前は「自宅まで届けてもらえる料理」と聞くと、イメージできる店名はある程度限られていました。
しかし、現在はUber Eats を利用すればマクドナルドなどのファーストフード、ラーメンや餃子、カレーなど幅広いジャンルのデリバリーを依頼できます。
その日の気分に合わせて、好きなものを注文できるだけでなく、お得なクーポンを活用可能な点も大きなメリットと言えるでしょう。
◆配達状況を把握できる
注文者はUber Eats(ウーバーイーツ)のアプリを通して、配達員の位置情報を把握できます。
そのため「今、どの辺にいるのだろう?」「料理が届くまで落ち着かない」など、気になる方にもおすすめ。
◆支払いがラクラク
昔は宅配系の商品を注文すると、玄関で現金のやりとりが発生するパターンが主でした。
Uber Eats を利用すれば、事前にクレジット決済やpaypayで支払いができるので、商品受け取り時もスムーズ。
また、事前決済を使えば、配達員と対面しなくてOKの置き配も活用できますよ。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員(バイト)の料金システムは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員として働く場合に気になるのは料金システムですよね。
実は、Uber Eats の報酬システムは定期的に変動しているので、常に最新情報をチェックしなくてはいけません。
この項目では、2021年9月現在の料金システムを解説していきます。
Uber Eats 配達員の基本料金システム
2021年5月に全国的に導入された報酬システムの変更によって、これまで明確になっていた受取額や受渡額、距離料金などの計算式が非公開となりました。
そのため、ここでは東京で稼働する配達員の過去実績からおおよその額を算出してご説明していきます。
受取&受渡⇒66円
距離⇒3円/1㎞
時間料金⇒6円/1分
ベース料金だけ見ると、正直「稼げなさそう」「前よりも報酬が下がったのでは?」と思いますよね。
しかし、新しい報酬システムには「配達調整金」が導入されています。
配達調整金とは?
Uber Eats の新報酬システムにおいて、稼げるか否かは配達調整金に大きく左右されるでしょう。
一部の地域では1回の配達につき100円~200円と噂されていましたが、東京の例を挙げると「418円」「734円」「506円」の実績がありました。
配達調整金アップの条件としては「道路が混雑している」や「稼働エリアの配達員数が少ない」などがある様子です。
インセンティブ(追加報酬)で稼ぎやすくなる!
Uber Eats には配達員のモチベーションを上げてくれるインセンティブ(追加報酬)の制度もあります。
抑えておきたいのは「ブースト」と「クエスト」「ピーク料金」です。
◆ブースト
ブーストは注文が集中しているエリアや時間帯に出現するインセンティブです。
地域ごとに「×1.1倍」や「×1.3倍」など報酬のアップ率が決まっています。
どの地域の倍率が高いのか?は配達員のアプリ上で確認することができますよ。
がっつりと稼ぎたい方は、積極的にブースト発生エリアを狙っていきましょう。
◆ピーク料金
ピーク料金はブーストに比べて変動が激しく、リアルタイムで反映されるインセンティブです。
配達員が足りていないエリアで発生しやすい傾向があり、「120円」や「150円」など固定額がプラスされます。
ブーストと同様に天候が悪い日や土日など忙しくなるタイミングによく出現します。
◆クエスト
クエストは与えられた条件を達成するともらえるインセンティブのことです。
例えば「8/14~8/16の間に12回の配達達成で1,000円」などです。
ゲーム感覚で配達ができると、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員のなかでも好評のシステムです。
サービス手数料がある
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員は、基本となる報酬の10%をサービス手数料として支払う必要があります。
実際にどのくらい稼げるのか?
実際にUber Eats でどのくらいの額を稼げるのか計算してみました。
例として、1件の配達が3㎞(かかる時間15分仮定)として、見ていきましょう。
配達調整金は550円と想定します。
66円(受渡&受取)+9円(距離料金3円×3km)+90円(6円×15分)=165円
165円+550円(配達調整金)=715円
715円-72円(手数料)=643円(1件あたり)
1時間に2件配達すれば、643円×2件=1,286円になる計算です。
1日に8時間稼働なら1,286円×8時間=10,288円。
もちろん、忙しい時間帯とあまり注文が入らない時間があるので一概には言えませんが、1日に1万円以上も十分に狙えます。
Uber Eats(ウーバーイーツ) は配達員(バイト)にとっても嬉しい仕組み♪
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みは、加盟店や注文者だけでなく、配達員にもメリットがあります。
Uber Eats はフードデリバリー業界のなかでの知名度も抜群に高いため「働いてみようかな」と思ったら、一度試す価値ありです。
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参考 Uber Eats(ウーバーイーツ)登録方法15,000円キャッシュバック!