この記事では、配達員として仕事していく上でとても重要である、
・出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員、やるならどっちの方が稼げるの?
・出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の報酬の仕組みはどう違うの?
・仕事したお金はいつもらえるの?
ということについて解説していきます。
出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)稼げるのはどっち?
結論からお伝えすると、現在は「出前館配達員」の方が稼ぎやすいです。(※個人的に、という話です。)
もちろん、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員も稼げます。
が、出前館側が非常に投資金額を大きくしているのか、かなり出前館配達員が稼ぎやすいのが現状です。
出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)の稼げる金額の目安は?
出前館配達員の時給換算の目安・・・時給2000円~3000円程度
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の時給換算の目安・・・時給1500円~2300円程度
(※実際の報酬は個人やエリアや時間帯によって異なります。)
といった状態です。それでは、どうして出前館配達員の方が稼ぎやすいのか、見ていきましょう。
出前館配達員がUber Eats(ウーバーイーツ)よりも稼げるのはどうして?給料・報酬の仕組み
出前館がUber Eats(ウーバーイーツ)配達員よりも稼げるポイントをまとめました。以下の4つです。
- 出前館配達員は固定報酬で、1件あたりの単価が高い
- 出前館配達員はUber Eats(ウーバーイーツ)よりも近い距離の配達が多く、配達できる数が多い
- 出前館は同じエリアの配達なので、場所をどんどん覚えて効率的に配達しやすい
- 出前館のシンプルなボーナスがすごく大きい
順番にどういうことか、見ていきましょう。
①出前館配達員は固定報酬で、1件あたりの単価が高い
出前館配達員の報酬はUber Eats(ウーバーイーツ)と異なり、全て固定報酬です。配達することによる固定報酬は以下の通り。
【東京、神奈川、千葉、埼玉の拠点の1件の配達報酬】
■ 715円(税込)
【上記以外のエリアの拠点の1件の配達報酬】
▼ 660円(税込)
※沖縄エリアは550円
通常、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員で東京で2kmの配達をした時、基本報酬は約450円です。
それと比較すると、1件715円というのは高いのがわかると思います。
②出前館配達員はUber Eats(ウーバーイーツ)よりも近い距離の配達が多く、配達できる数が多い
出前館配達員の特徴として、Uber Eats(ウーバーイーツ)と違い、拠点(自分の担当するエリア)を決めます。
拠点は配達員に登録するときに決めて、後から変更や追加も可能です。
例えば、上野エリアだと、「上野・駒込・飯田橋・後楽園・浅草・曙橋」周辺のみの配達をすることになります。
料理を受け取りに行くレストランも上記の拠点の範囲内ですし、料理を届ける注文者の場所も、拠点内になります。
そのため、500m~2km以内の配達がほとんどです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)はそのようにエリアが決められていないので、500m程度~4km程度までの配達があります。
当然、配達距離が長いほど、1件の配達にかかる時間は増えるので、出前館の配達の方が
1時間あたりに配達できる件数は多くなります。
③出前館は同じエリアの配達なので、場所をどんどん覚えて効率的に配達しやすい
また、出前館の配達は同じ拠点(エリア)の配達に限られるので、同じレストランや同じ注文者のマンションに届けることが多くなります。
配達を重ねるうちに、どんどん地図が頭の中に入っていきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)も出前館も、どちらも素早く配達を完了させるためには
・信号で待たなくて済むように回みちを覚えること
・住所を見た時にGoogle Mapを確認しないで届けることができるようになること
の2点が非常に重要です。
出前館配達員はその点で、自然とどんどん場所を覚えることができ、1時間で配達できる件数が2件から3件,4件と増やしていきやすいのです。
④出前館のシンプルなボーナスがすごく大きい
最後に、出前館にはシンプルだけど非常に大きいボーナスがあります。
ボーナスがある時にはメールが来るのですが、時間帯によって通常報酬が1.2倍〜2.0倍になるボーナスがあります。
例えば、1.2倍の時間帯に東京エリアで配達をすると、1件の配達報酬が、858円。
1.4倍のボーナスの際に東京で配達をすると1件の配達単価が1001円になります。
1時間に3件配達するだけで3003円。
1時間に5件配達できる人もいますが、そのような人だと時給5000円を超えます。
かなり大きなボーナスがあるのも出前館が稼げる特徴といえます。
とはいえUber Eats(ウーバーイーツ)配達員も稼げる?嬉しいポイントとは
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の稼げるポイントについても見ていきましょう。
①クエスト制度
Uber Eats(ウーバーイーツ)にはクエストと言われるボーナス制度があります。
「3日間で60回配達すると+10000円のボーナス」のような仕組みです。
多く配達すればするほど、ボーナスが大きいことが多いです。
そのため、たくさん配達する人はUber Eats(ウーバーイーツ)でも結構稼げます。
②チップ制度
出前館に現在なくて、Uber Eats(ウーバーイーツ)にあって嬉しい制度が「チップ制度」です。
注文者が個人的に配達員に対して「注文料金の~%を上乗せて支払う」というものです。
運がいいと1000円程度のチップを支払ってくれる人もいるため、
客商売に自信がある方や、富裕層の多いエリアで配達する人には非常にありがたい制度ですね。
出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の給料日はいつ?
続いて、出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の給料日(報酬の支払日)について。
出前館配達員は月2回。
①毎月15日締20日支払い
②毎月末日(30日か31日)締、翌5日支払い
上記の計2回。
5日と、20日の2回に支払われます。
※20日、5日が休日や祝日の場合は、支払日が翌営業日となります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は毎週支払われます。
毎週日曜日締め、火曜日支払いです。月曜や火曜日が祝日の場合、水曜日にずれ込みます。
■どちらも現金払いもある
Uber Eats(ウーバーイーツ)も出前館も現金払いの注文に対応すると、売上をその日中に現金で受け取ることができます。
言ってみれば日払いアルバイトのようなもので、その日のうちに売上が手にはいるのは嬉しいです。
出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の仕事できる時間の違いは?
出前館配達員もUber Eats(ウーバーイーツ)配達員もそれぞれどのくらい仕事できるのかも大事ですね。
通常のアルバイトだとシフトが決まっていて、稼げる時間が短いこともありますが、出前館もUber Eats(ウーバーイーツ)も好きなだけ仕事をして、好きなだけ稼ぐことができます。
ただし、出前館は営業時間が10時~22時なので、その間しか稼げないのと、
Uber Eats(ウーバーイーツ)は朝8時~ 深夜1時まで対応しているエリアもありますが、連続して仕事ができるのは12時間までとなっています。
12時間仕事をすると6時間間をあけないと仕事ができないようになっています。
とはいえ、両方とも連続12時間ほどは仕事ができるので、まあ十分ですよね笑
出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員はどちらも確定申告が必要。
出前館配達員もUber Eats(ウーバーイーツ) 配達員も場合によっては確定申告が必要です。
①専業で配達をしていて、所得が38万円を超えた場合。
②副業で配達をしていて、所得が20万円を超えた場合。
上記に当てはまる場合は確定申告が必要なので、必ずするようにしましょう。
まとめ
出前館配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員がどちらが稼げるのかについて解説していきました。
現在は出前館配達員が個人的には優勢ですが、今後どうなるでしょう。
今のうちに出前館配達員を始めるのも一つの手です。